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久しぶりにミニ四駆で遊びはじめた話

この記事は mstdn.maud.io Advent Calendar 2022 の 10 日目の記事です。

今年はまあ色々ありまして、 Skeb 沼にハマったり旅行に行ったりしてました。この記事では、その色々の中のひとつであるミニ四駆に復帰(?)した話を書いていこうと思います。

きっかけ

主にためにならない氏動画を観ていた影響です。これは否定できない。 とはいえ全く未経験というわけではなく、以下のような過去の経験があった上で復帰してみたくなったというのがより正確です。

今なら自分で色々買って改造することもできるし、あととにかく何かを組み立てるという体験に飢えていた1のもあってまたマシンを買うことを決意したのでした。

マシン紹介

ということで今のメインマシンを紹介します。これの他にもホワイト塗装のもみあげエレグリッターとか素組みのレイザーバックとかあるにはあるけどね。

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アビリスタ (2022/11 時点)

ベースマシンはアビリスタです。 “MA シャーシは剛性が強く駆動効率が良いので初心者におすすめ” という前情報だけ仕入れた状態でどのキットを買おうか選定していたのですが、 マンガ連載やアニメには触れていなかったのと FH5 をちょくちょくプレイしている関係で実車に近いデザインのキットが自然に候補に挙がってきました。 当時発売したてのシェヴァリア、ほかイグニシオンフェスタジョーヌとも 迷いましたが、最終的にウィングが一番気に入ったのでアビリスタにした気がします。でも正直ボディーだけなら全部ほしい。 McLaren Senna 風カラーリングのイグニシオンボディーとか作りたいね。

標準色は白ですが、この色が好きなのでライトガンメタルで塗装しました。初めての塗装にしてはうまくできたんじゃないかなという気がします。 3DCG おたくなので「Metallic が 1 に近づいたなあ」とか「Roughness マップ細け~」とか言いながら作業してましたが、実際やってみるとけっこうカーペイントっぽい雰囲気が出てほくほくしてました。

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フロント側

FRP ステーと追加のローラーはファーストトライパーツセットのものです。ローラーセッティングはフロントを二段アルミローラーに変更したぐらいか……? 写真ではセットに付いてた黄色のスタビキャップを装着していますが、気分でグレーのスタビボールに変えたりしてます。その方が色の統一感がある気がするので。

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リヤ側

リヤタイヤががっつりはみ出してますが、これはホイールを標準のもの(前後トレッド幅が同じ)から換装しているからです。 ブレーキステーだけカーボンなのがやや異様な気がしますが、個人的にはジャパンカップのプリントが入ってるのがかっこいいと思います。出場してないけど。

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アンダー

フロントアンダーガードとリヤブレーキステーに加え、引っかかり防止としてマルチ補強プレートを重ねて取り付けてます。まだ最低地上高には余裕がありますが、ペラタイヤ化とかすると割とギリギリになりそうですね。 タイヤといえばタイヤもプリント入りのスーパーハードタイヤです。あとカウンターギヤシャフトは 520 ベアリングに、ドライブシャフトは HG 丸穴にそれぞれ軸受を変更してあります。

復帰した感想

色々とっちらかってるので箇条書きで。

  • なんだかんだまだ現役のホビーである
    • なんとなく ~2000 年代のホビーというイメージがあり、昔買ってもらってたころでももうそんなに人口いないんじゃないかという感はあった
    • 実際そんなことはなく、公式大会は毎年やってる(えらすぎ)しコロコロの連載もやってるらしい
    • コース設置店も行くのがためらわれるほど少ないわけではない(これはまあ地域的なものもあるか)
  • コースが想像以上に立体的なものが多い
    • オーバルコースっぽいのしか知らなかったので公式大会はもちろんのことそれ以外の設置店でもここまで立体的なコースがメジャーだとは思わなかった
  • 可動ギミックがただのロマン装備ではなくそれなりに実用的なコース攻略として市民権を得ている
    • なんなら普通にオプションパーツとしてスライドダンパーなるものが販売されている
    • 個人的にはマスダンパーですら「そんなことするんだ!?」という驚きがあった
  • タミヤ公式の競技規則が意外と改造を許容している
    • もっとこうポン付けぐらいしか許容してないものだと思っていた(これはこれで B-MAX というのがあるらしい)

行ったコース

ここからは僕がこれまでに行ったコース設置店の紹介です。一部走行動画があるのでそれも紹介します。 あと個人的に近くにあってほしいので、カフェとゲーセン情報もついでに書いておきます。

精文堂 (埼玉県川越市)

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コース全体図。年に 2~3 回のペースでコースが変更されるらしい。ちなみにここは 2F で、1F は本屋になっている

JR 川越線川越駅から徒歩数分。単に未開拓のエリアだったというのもあるし、ちょうど下見に行ってきてほしいという家族からのリクエストもあったので行きました。 当日は「なんか人がめっちゃいるなあ」程度にしか思っていなかったのですが、後から川越祭りの日だったということが判明しました。普段はどれぐらいなんだろう……。

初めて行ったコースがここだったんですが、当時はファーストトライパーツセットぐらいしか取り付けていなかったのもあって完走はほぼ無理だった記憶があります。特に画像奥の 2 連続ドラゴンバックで姿勢が崩れてしまいがちでした。 コース利用料は無料で、1 時間交代制でした(昔は 3 時間だったらしい)。

走行風景(YouTube 標準の埋め込みがうまくいかなかったので視聴ページへのリンク)

駅には少なくともスタバがありましたし、他にも駅チカの商業施設がけっこうありました。 このときは大宮に戻ってしまったのでゲーセンの所在はチェックしていませんでしたが、駅から徒歩数分圏内にはいくつかあるみたいです。

コジマ × ビックカメラ 柏店 (千葉県柏市)

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コース全体図。数ヶ月に一回変更されるとのこと

JR 柏駅からバスで 10 分程度、そこからちょっと歩いて大通りに出るとあります。

走行風景は残念ながらありませんが、全長に対してカーブの量が多く、またかなり入り組んだレイアウトになっていました。 品揃えはそこそこ多く、また合計十数人分程度のテーブルが設置されていました。コース利用料や手続きなどはなく、無料で利用できます。

東口からちょっと歩くとサンマルクカフェがあります。大学時代めっちゃ通ってた。アーケードに入ってちょっと行ったとこにあるなんとかとかいう建物にはコメダもあります。 駅直結のビルの地下に GiGO が、サンマルクカフェの向かいぐらいに直営のタイステがあります。

Mini4wd GEEKS 三ノ輪橋駅前店 (東京都荒川区)

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コース全体図。基本的には毎月変わるらしいがこのときは 10 月から続投だった

ちょうど文化の日に行った。都電荒川線三ノ輪橋駅を降りたらすぐ目の前にあります。東京メトロ日比谷線三ノ輪駅から歩いても行けますね。

走行風景(やはり埋め込みがうまくいかなかったのでリンク)

利用料などは後払い制かつ 1 時間単位の課金で、レジ横で販売しているパーツの代金も最後にまとめて支払うことができます。 マシンのレンタル、各種工具の貸出もやっていました。

カフェについては近くのチェーン店情報をチェックしてなかったので荒川線で町屋まで出てしまいましたが、南千住なので探せばいくらでもありそうな気がします。 ゲーセンは多分北千住まで出るべきだと思います。この日はアキバで遊んでたのでチェックしてませんでした……。

おわり

明日はチンパンジーさんの記事です。初めたてのころ色々アドバイスしてくれたりしてありがとう。


  1. 自作キーボードはどうしたのかって?あれはずっとハンダ付けしてるとだんだん気が狂いそうになってくるからたまにしかできないねん。その点ミニ四駆は使う工具が少なくて済むし構造の複雑度と所要時間が休日にちょっとやるにはちょうどいいんですよね ↩︎