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Pixel 6a を買ったのでシュっとレビュー

※サムネイルの写真は iPhone 13 mini で撮影しています。

前回(?)までのあらすじ

2020/09 に Xiaomi Redmi Note 9S (128GB/6GB) を購入してしばらく使っていたのですが、多分風呂で使ったせいで画面のタッチが死にかけてしまいました。 具体的には十数分に 1 回ぐらいの頻度で画面のランダムな箇所に存在しないタップ判定が発生するようになりました(一回スリープに入れるとなくなる)。

これ単体ならそんなに困りはしないのでそのまま使い続けても良かったんですが、そろそろ新しい Android 端末も欲しいしデカくて重くて微妙に取り回しがつらいよな、ということで 新規端末の購入に踏み切ったわけです。

で、ちょうど Pixel 6a がそろそろ出そうということでこれに目を付けた次第です。 Nothing Phone (1) とかも気になりはしたけど Pixel シリーズ一回ぐらいは触っておきたいなという気持ちがあった。

使用目的は最初から「自宅内で主にマルチメディア視聴とデバッグのため」と決めていました。外に持ち出す分にはもっと小さい iPhone 13 mini があるからです。 以下のレビューも基本的にこの目的にそったものになることをご了承ください。

予約購入

思い立ったのが 7 月上旬だったので、必然的に最速で入手する手段として Google Store での予約購入を選択しました。 予約開始日の 07/21 、さすがに日本時間で日付が変わった瞬間ではないかということで一旦寝て起きて(可能性が高いとされていた) 10 時ちょうどにチェックしたものの、予約リンクはクリックできないまま。 結局予約できたのは 10:28 ぐらいの時刻でした。

実は Pixel 6/Pro 発売時にも一瞬購入を検討したことがありそのとき Sorta Seafoam カラーが欲しかったので似た感じの Sage をチョイス。一緒に対応するケースも予約しました。

後から Google から Pixel Buds Series-A のタダクーポンがメールで送られてきたのでついでに買いました。こいつは母10uyに譲ったので特に出番はありません。

届いた

記事サムネイル写真以上でも以下でもない。

セットアップ

電源投入からホーム画面が表示されるまではいつもの Android セットアップですが、 Pixel Launcher を使うのはこれが初めてです。 他の端末では Nova Launcher を使っていますが、せっかく Pixel なのに Pixel Launcher を使わないのはもったいないだろうという思いからこのまま使うことにしました。 個人的に一番面喰ったというかびっくりしたのは Google 検索バーがホーム画面下部に常に鎮座していることです。あと 1 ページ目の上部の日付とスナップショットの表示領域を完全にオフにはできないのが うーんとなったぐらい。今はもう慣れたけど。

完成したものがこちらになります。

/posts/pixel-6a-review/setup-complete.jpg
諸々入れたりし終わった図

壁紙は Skeb で描いてもらったやつです(唐突な Skeb 紹介タイム)。

はじめまして。pixi… by アキナケスちゃん | Skeb

レビュー

はい、ようやくレビューパートです。タイトル通りシュっといきます。

筐体/公式カバー

カバーを付けたサイズ感は僕的に「ちょうどいいと感じる上限」 ですね。縦はともかく横幅はスマホ全体の中ではそこそこある方なんじゃないでしょうか。 この「ちょうどよさ」はどこから来るのか自分なりに分析したところ、「右手で持ったときに親指が左端に届くかどうか」であるということになりました。 Pixel 6a はギリギリ届きます。 Redmi Note 9S はまあまあ届きません。

公式カバーは嵌めるタイプとしてはやや柔らかめの素材ですが、形状が筐体の表側にカーブして食い込んでいるのでちょっと嵌めづらいです。 ただ裏面のカメラ部分は素で使うと盛り上がってて気になるのでケースに入れたほうが良いと思います。

ディスプレイ

OLED はまあ…… OLED ですね。所持端末がほぼ液晶なので常に画面表示ディスプレイ Always on Display がくっきり映っててすごいなあぐらいの感想しか持てない。すまん。 無印/Pro との差別化ポイントの一つであるリフレッシュレートについては……こちらもやはり(モバイル端末としては) 60Hz のものしか持っていないのでカクカクしてるなあとは思わないです。

SoC 性能

さすがに Google Tensor なだけあって (Redmi Note 9S の) 720G よりは明らかに性能がいいですね。Twitter タイムラインや Firefox でのスクロールの追従レスポンスが段違いに良い。 ベッドの上でもそうじゃなくてもスクロールする機会は非常に多いのでこれは嬉しいですね。

GPU 性能がどれぐらいなのかはゲームしてないのでコメントを控えます。

発熱

セットアップ時は持ってちょっとびっくりする程度には熱くなっていましたが、あれより熱くなったことは今までなかったと思います。そりゃ使用用途的にそうだろという気もしますが。 持てないほど熱くなるということはないんじゃないでしょうか

バッテリー

フル充電から 8 割ぐらいスリープの状態で 2 日は確実 に持ってますね。待機電力が異常に多いということはなさそう。まあ手持ちの比較対象がやたらデカいのと小さいのしかないので標準的なサイズのものと比較するのは厳しい。

充電速度は 2022 年の端末としては標準的な速さだと思います。 Redmi Note 9S より遅い気もしますが気のせいだと思います。無印/Pro と比較すると Qi ワイヤレス充電が省かれているのでここは地味に人を選ぶポイントかもしれません。 僕もこのポイントには若干悩みましたが、家の中でしか使わないならいいかということで割り切っています。

スピーカー

「響きは良いんだけどなんかこもってるなあ……。」これに尽きる。とはいえ音出すときは COTSUBU for ASMR 経由でしか聴かないので特に問題視はしていません。 もしかしたらケースを付けているからかもしれません。

カメラ

カタログスペックを無印と比べると広角カメラのピクセル数が 1/4 ぐらいになっていますね。僕にはよくわからん。どうやら 4px を 1px として扱うみたいなことらしいが……。

まあそれはそうとして「オミット・ナーフされている」とは感じない程度には映りは良いです。僕の裸眼視力は現在 0.5 程度(裸眼で生活が普通にできるけど運転はメガネ必須)ですが、目で見て気付かなかったホコリが写る程度には良いです。 Redmi Note 9S が 4800 万画素のカメラを搭載しているらしいですが、画像処理が優れているのか最終生成画像は Pixel 6a の方が品質が良いと感じます。

あ、 iPhone 13 mini と比較した場合はこっちが確実に優れているという点がありますね。13 mini より寄って撮れる。デスクの上で小物を撮る機会があるので個人的に助かったポイントの一つです。

その他

Redmi Note 9S は NFC 付いてなくて苦労したのでまた付いてる端末に戻ってこられて嬉しいですね。 あれを買った当時は「おサイフケータイも使わんし NFC 機能が必要になることはそうそうないだろう」と思っていたんですが、マイナンバーカードを読み取る機会がなんか急激に増えてびっくりしたと同時に困ってしまいましたね。

あと eSIM に対応しているのも嬉しいポイントです。まあ最近の端末ならこれもほぼ標準装備みたいなものなのかもしれませんが。

総評

「リフレッシュレート 60Hz と Qi 非対応が気にならないならかなりアリ」 ですね。円安と言われているこのご時世にこれを 54k で出したのはえらすぎる。 僕みたいに限定された範囲内で使うのはもちろん、持ち出し用の端末としてもおすすめできると思います。